Letter No. 45 梅干し
ぶぶが最近変顔を覚えた
一体どこで学んだのであろうか
普通に脈略なく突然
くしゃっと梅干しのような顔をするのだ
別に何かを訴えたいわけでもなく
「暇だからやってみた」的な感じで
変顔をするのである
活字で表現するには
梅干しのような顔としか
言いようがないのであるが
顎を引いて三重あごを作り
顔の全てのパーツを中心に寄せて
目をしかめ、鼻を潰し、口をすぼませる
ときどき
梅干し顔MAXの状況から
さらに口からぷくぷくと泡を吐いて
フィニッシュを決める
この前親戚の叔母さんとLINE電話をしていて
「可愛いねぇ」と言ってもらってた最中に
突然「梅干し」になったので
ちょっと変な雰囲気になった
赤ちゃんがちょっとした変顔をすれば
普通は「可愛い」の範疇で収まるのであるが
我が息子は何をするにも全力である
泣くのも全力
食べるのも全力
早朝の発声練習も全力
嫌がって父ちゃんを蹴るのも全力
そして「梅干し」変顔フェイスも
全力で、振り切ってやる
顔中にシワを寄せて
おじいさんのような顔になるのだ
親にとって子は何でも可愛いとは言うが
ぶぶの「梅干し」は
贔屓目に見ても「可愛い」という範疇に
決して収まらない
しかし親としては非常に誇らしい
人間、時には
自分のプライドを全て投げ捨てて
全力で人を笑わすことに注力することが必要だ
ユーモアは人から愛してもらうための
とても大切な武器の一つである
変顔はそのための大切な第一歩だ
えらいぞぶぶ
父ちゃんもぶぶを見習って
もっとユーモアを身につけるぞ
早速明日必殺「梅干し」を
母ちゃんに披露してみよう!
PS 先日友人の結婚式の引き出物で梅干しをもらったのだが、梅干しには子孫繁栄、夫婦円満の意味があるらしい。「うめ」と「産め」で語感が似てること、梅という漢字のつくりが毎であり、これは母を意味すること、シワがよるまで夫婦円満で共に歩んでいけるように、といった意味があるそうだ。



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