Letter No.4 ごまだれソース
そう。
これは皆さんがご想像するとおり、
今晩食べた鶏肉料理のごまだれソースである。
決して母子手帳で色をチェックするアレではない。
(失礼いたしました)
今日は自分の誕生日であった。
朝起きて、ぶぶの向こう側に寝ている母ちゃんから
「誕生日おめでと」
と言われ、
あ、そうだった、今日は自分の誕生日だったと
寝起きのよだれを拭きながら
なんとも複雑な気分になった。
大人になってからの誕生日はいつも難しい。
どういう心持ちでこの日を迎えたら良いのかわからないのである。
あれ、ついこの前まで20代だったのにな
そんなことを思いながら、アラフォーへの道を着実に歩む。
もう数年で40かと思うと
胸がぎゅっとなるのである。
10年前、20年前は何してたかしら
若き日の思い出に耽る。
目線がぶぶに移る
ベットの上で「ふぎゃ」と泣きながら激しくうごめいている。
なんとまあ呑気である。
今日が父ちゃんの誕生日であることに
あまり興味はなさそうだ。
小さな手
小さな足
その小さな四肢を
思う存分ブンブン回して
うごめきながら
精一杯生きようとしている
父ちゃんは
36年かけて
身体は大きくなったけれど
適当にサボることも学んでしまった
ぶぶみたいに
何事にも一生懸命に
生きようとはできていないかもしれない
そんなことを思いながら
口を固く結んで
ぶぶを見てたら、
「ぶりぶりぶり」っと
勢いよくうんち発射の音がした。
ぶぶ、おめでとう。
1日ぶりに出たね。
幸せそうに微笑みを浮かべながら
父ちゃんがおむつ変えに来るを待っている
ぶぶ、今行くよ
おしまい。



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